2012年8月25日土曜日

夏の終りに・・・/サマーセールのお知らせ



寝室の窓から見える樹々の葉っぱ。


押し寄せるような勢いで緑を深めていったけれど、


このところ、少し色あせてきて、所々、黄色くなっている物もあります。
夏はもう終りなのですねぇ・・・とはいえ、ここ北海道も、


まだ30℃を、超える日もあったりして、


クーラーがない我が家では、扇風機と、アイスノンで凌いでいます。


秋は、一年の内でも、気候が安定します。


林を抜けてくる爽やかな秋風は、心地よく、


見上げれば、空は高く高く、青く澄んで、


心も、空に向かって、大きく広がっていくようです。


そちらはいかがですか?


昔とは違う、暑さの中で、お体を壊されてはいないでしょうか?


あともう少しすれば、秋はやってきますから、どうか、ご無事に乗り切ってくださいね。



 
パストラル アンティークでは、今、サマーセールを開催中です。

いつもご覧頂いている、お品がとてもお得なお値段になっています。この機会を是非ご利用下さいませ。

         

             http://antique-pastorale.com

2012年8月13日月曜日

「tete a tete」 でアフタヌーンティー♪



「 テテ・ア・テテ 」 って、可愛いひびきでしょう。

 おもちゃ箱から、お人形さんや、兵隊さん、ラッパに積み木が、次々と飛び
出してくる魔法の言葉みたいです。


でも、実はフランス語で、頭と頭を付き合わせてという意味で、

二人用のお
茶のセットや椅子のことを、こう呼ぶんです。


「 tea for two 」と同じです。


2人だけで過すお茶のセットがあるなんて素敵ですね!!


ちなみに、tea for one のセットもあって、こちらは本当に何の気兼ねもなく、
自分だけの時間を、心ゆくまで堪能出来る、まことに贅沢なセットです。




「ねぇ そろそろ 焼かない?」


一週間も食べないと、私は息子にリクエストします。

うつ病が思わしくなくてもうしばらくお菓子を作っていません。


tete a tete を出してきて、焼きたてのスコーンをのせて
写真を撮ることにしました。


スコーンを知ったのは20年前、北海道に移住したばかりの頃、お友達に、
ホットビスケットをお出ししたら、「このスコーン、おいしいわネ!」

って言ってくれたのですが、私はこの時、

初めてスコーンという言葉を聞いたのです。


この時のホットビスケットは、アメリカ宣教師のお菓子のレシピで、
作り方は、スコーンとよく似ていました。


写真のスコーンは、中力粉を使用したもので、しっとり、サクサクに焼き上
がるので、気に入っています。

(「英国アフタヌーンティー&お菓子」
小関由美、小澤祐子 著 に載っていた物です)


私はイギリスのスコーンを食べたことが無いのですが
本場で食べた方は、全然違うという話を良く聞きます。


材料の質や、鮮度の違いなんですかねぇ?


甘くしないで、キュウリやハムやチーズをのせて食べても美味しいですし、
ローズマリーを入れたスコーンも好きです。


  




こちらの tete a teteのセットは、イギリスのアンティーク。


ジョージ・ジョーンズの製品で、ポットとシュガーとクリーマーのふちが

スターリ
ングシルバーになっているとても珍しい物。


ちっちゃな赤い薔薇を散らした、可愛らしいデザインに、
こういうリッチなあしらいの出来る美的センスには、感心させられます。


お昼から夕食までの間にとる、アフタヌーンティーの習慣は、良い物です。


疲れているとき、心がしおれたとき、
心配なことがあったり、イライラしたり、

そんな時はちょっと待て ! ! お気に入りの茶器で、 丁寧に入れた一杯の

熱い紅茶と、ほっぺが落ちそうなお菓子を頂いていると

心も落ち着いて
きて、不思議と幸せな気持ちになってくるのです。


正式な形じゃなくても、手作りのお菓子でなくても
高価でないチョコレートやクッキー、トーストにバターとジャムだって

あるときは和菓子

などはどうでしょ?


~ さあさあ!! 忙しい手をしばし止めて あなた流のとっておきの、ア  
フタヌーンティーを楽しんでみませんか

きっとやってよかったって思いますよ ~

 

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2012年8月2日木曜日

スミレのお皿



c1893 Havilland Violet Plate


1893年頃 フランス アビランド ランチプレート



アンティークの食器で最もポピュラーな花は、なんといっても薔薇でしょう。
薔薇は気高く美しい花の女王様です。
でもスミレやスズラン、勿忘草などの、儚げな可愛い花たちにも

根強い人気がありますね。
何か自分達の分際をわきまえて、一生懸命咲いてい所に心が引かれます。
野に咲く可憐なスミレの姿のイメージに最も近い物の1つと、私が思うのは

このアビランドの「アンペラトリス ユジェニー」です。


ナポレオン3世の皇后、ウジェニーが愛したすみれをモチーフにしたシリーズです。
すみれとすずらんは、本の挿絵のようなナチュラルなタッチで描かれています。
100年以上もの間、スタイルを替えながら、現在まで作り続けられているのは

いつの世も女性は、スミレへの強い憧れがあるからでしょう。
我が家の庭にもスミレがあります。前の住人の置きみやげで

水色に近いうすーいパープルの花を咲かせてくれます。
スミレに話しかけるときには、しゃがんで小さな声でささやくのです

「よく頑張って咲いたわね、あなたはとっても可愛いわよ」って。
においすみれってどんな香りがするのでしょう?

すみれの香りのする インクもあって いつか買ってみたいです。
トライしてみたのですが、失敗でした。タネを冷蔵庫で発芽させるんですよ

芽は出たのに移植が・・・

でも また挑戦してみます。



Antique Pastorale


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